高齢者対応学習


 8月21日(金)に理療科3年生を対象に高齢者対応学習を実施しました。主な学習の目的は、(1)高齢者の特性及び接し方を学ぶことで、適切に対応できる力を育む。(2)地域医療・介護分野における理療の役割を理解し、進路希望を考える際の参考にする。以上の目的で、以下の項目について、実技を取り入れながら学習しました。

@「在宅ケアであはき師(あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師)ができること」という資料を参考に、介護を要する高齢者に対するあはき師の役割について学習しました。その中で、理療施術の効果として、血液・リンパなどの循環改善、心肺機能の改善、内臓、諸器官の機能改善、疼痛の緩和、関節可動域の拡大及び維持、残存機能の改善及び維持、心理的効果等、広範囲に影響することを確認しました。

A「耳の不自由な人との接し方」について学習しました。主な内容は、例として難聴の方に「按摩をしますがいいですか。」と伝えたいという想定でロールプレイを行いました。
重要な点は、対象者の前側に回り、はっきりと文節ごとに区切って話す。必要に応じてジェスチャーを加える等でした。

B「言葉の不自由な人との接し方」について学習しました。ここでは、発語が困難でも聞こえには問題がないこともある。例え赤ちゃん言葉のようでも知的には問題なく、人生の先輩として、人格を尊重した関わり方をしなくてはならないことを学びました。

C「嚥下・構音障害とリハビリの一例」について学習しました。ここでは、嚥下訓練の前段階としての発音練習、嚥下体操、食事前運動を実際に全員で行いました。また、嚥下体操は、施設により多少異なることがあり、施設利用者が恥ずかしがることのないよう、元気な大きな声で一緒に行うと良いことを学びました。

D拘縮している人へのリハビリについて学習しました。ここでは、教員の行う足の関節に対するデモンストレーションを見学し、具体的な方法を学びました。
 
 今回の学習を終えて、生徒さんからの意見や教員の振り返り結果を今後の高齢者施設等での校外臨床実習に活かし、臨床実習の充実、社会で求められる施術者の育成に努めていきたいと思います。

  


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