地域紹介

位置と地勢

来待川桜 佐々布川桜

 宍道地域は松江市の西端に位置し、北は宍道湖、南は丘陵地で、東西約10km、南北約6kmの台形状をなし、宍道湖岸に広がる面積60.17km2の町です。陸地面積45.08km2の66%は山林原野で占められており、地形的には中央部から北部宍道湖岸にかけて比較的なだらかな丘陵部と南部の山地からなっています。

 交通は、東西にJR山陰線・国道9号、南北にJR木次線・国道54号が走り、隣町には出雲空港があり、平成13年には山陰自動車道宍道・安来間、平成15年には宍道・三刀屋間が開通し、全国の高速道路ネットワークにつながるなど、交通の便に極めて恵まれています。

 北部に位置する宍道湖は、全国で6番目の広さを有する天然湖で、周囲45kmの汽水湖として独特の生態系を持ち、シジミをはじめとする宍道湖七珍(しっちん)、湖面に映る美しい夕日とともに親しまれています。

公共施設・観光・産業

 宍道地域には、縄文時代から既に人が住みついていたことが確認されています。また、古墳時代の遺跡も多く残っています。  「宍道」の地名の由来は『出雲国風土記(いずものくにふどき)』に記載されており、それによると大穴持命(おおあなもちのみこと)(大国主命)が犬を使って猪狩りをしていたところ、その犬と猪が石に化したとされており、「猪」が「肉(しし)」に、「肉」が「宍(しし)」に変化したことから「宍道」の名がついたと言われています。

 中世に入ると宍道氏によって治められ、金山要害山に本城を、佐々布要害山及び宍道要害山に支城を置き、それらを拠点として周囲を支配し、政治・経済交流を行っています。 宍道は、古代から交通の要所でしたが、広島街道の交差点に位置し、近世に入るとますます重要さを増し、宿場町としてにぎわうようになりました。小豆沢、木幡、葉山の三家は藩主や家老のための本陣宿を勤め、松江藩主から苗字帯刀を許され、郡役人を勤めるなど大きな影響力を持っていました。木幡家住宅には、松江藩家老の住居を移築したものも含まれており、昭和44年に国の重要文化財に指定されています。このほか、木幡山荘や蒐古館の展示品の数々に当時の繁栄ぶりを窺(うかが)うことができます。

 また、このころから築城、建築用の良材として来待石がもてはやされるようになり、松江藩はこれを「御止石(おとめいし)」として他藩への移出を制限しました。石の加工も松江城下の職人だけに許されていたため、宍道地域内では加工は行われていませんでしたが、近年になり来待石販売組合が設立されてから販路が拡大し、加工技術も地域内に流入してきました。昭和51年、国の伝統的工芸品の指定を受け、国内はもとより輸出もしてきました。近年では、住宅様式の多様化により、灯ろう以外の新製品の開発にも力を入れています。

 明治以降、わが国の技術革新が進展するとともに、徐々に交通システムが整備され、明治11年には、松江-宍道間に蒸気船が定期運航を開始、同42年には山陰本線の宍道駅が開設され、多くの利用者を運んできました。 昭和30年に宍道町と来待村が合併して宍道町が誕生して以来、宍道湖の埋め立てによる昭和町の造成(約6ha)、庁舎建設、統合中学校の建設、小学校の改築や各団体・組織の統合を図ってきました。企業は、OM製作所を中心にOM金属、OM電器、テキスタイル、そして日新林業など製造業を中心に発展してきました。

 また、町では平成8年南企業団地を整備し、物流を中心に19社の企業が進出しています。住宅団地も町の土地開発公社により池田、荻田の両団地、民間活力により湖南台、眺江台、白石団地の各団地が整備され、最近では平成10年県住宅供給公社による緑ヶ丘住宅が整備されるなど、定住政策を行ってきました。 一方、体験・誘客施設として、平成元年に古墳の森、平成5年にふるさと森林公園、平成8年には来待ストーンがオープンしました。その後も、平成13年には健康の里計画が完成し、健康センター・温水プール・いろり茶屋・大森の湯が整備され、一体的な誘客を図っています。

歴史

 宍道地域内の公共施設は、中学校が2校(1校は大野原分校)、小学校が3校(1校は大野原分校)、幼稚園が2園、保育所が1所、公民館が1館、地区公民館が1館、体育館が1館、総合公園には野球場、テニスコート、多目的広場、少年広場、古墳の広場があります。  観光・レクリェーション施設としては、ふるさと森林公園、来待ストーン、蒐古館、木幡山荘、菅原天満宮、B&G海洋センター、「きまち湯治村」大森の湯・いろり茶屋などがあります。  産業としては、宍道地域内住民の就業構造は、第1次産業が10.2%、第2次産業が28.6%、第3次産業が61.2%を占めています。(※H17国勢調査結果による)農家数は738戸、商店数は133店となっています。(※「松江市統計書平成19年度版」による)

菅原天満宮宍道太鼓

 宍道湖では、シジミ漁をはじめとする宍道湖七珍などの漁業を営み、特産工芸品としての来待石は、凝灰質砂岩からなり、採石加工が容易であることから、庭園の石灯ろうとして製品化され、国の伝統的工芸品に指定されています。

 また、伝統的な祭・イベントとして、宍道れんげ祭(7月26日~28日)、菅原天満宮大祭(3月25日、8月25日)などがあります。そのほか、しじみ祭り(ゴールデンウィーク中)やそば祭り(11月中)といった宍道町の特産物を生かしたイベントも町を賑わせています。

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