島根県立松江南高等学校 宍道分校

                   平成23年度校長あいさつ  
 校長  山田和彦

 

松江南高校 再び

 初めにこの場をお借りしまして、東日本大震災で被災された方々に心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
私たちには被災された方々の悲しみを取り除くことはできません。しかし、被災された方々に思いを寄せて寄り添うことはできるかもしれません。私たちに何ができるのか日々悩んでいます。私たちにできる何らかのお手伝い、支援のかたちを考え続けたいと思っています。
 さて私事で申し訳ありませんが、隠岐の皆様に見送られて西郷港発のフェリーに乗ったのが3月30日。31日に宍道分校と本校で引き継ぎ。そして4月1日の朝に教育庁で辞令をいただき、そこから私にとりまして三十数年ぶりの二度目となる松江南高校での勤務が始まりました。松江南高校は私が高校教師として初めて勤務した学校なのです。
 当時の校長は熊谷正行先生、内田榮先生でした。島根の教育を担われた個性豊かな多くの先輩先生方が勤務しておられ、右も左もわからない私を厳しく指導していただきました。高校教師としての生きる姿勢を学ばせていただいたのがこの松江南高校でした。当時の先輩先生方や生徒たちの熱い思いが昨日のように懐かしく思い起こされ、胸が高鳴る日々を過ごしています。その熱い思いを伝えることは私の使命の一つであるとも思っています。
 私は隠岐高校の前は浜田高校定時制課程で2年間勤務していました。本分校にも生活体験発表会等で来させていただきました。浜田高校定時制課程は4学年で40数名の生徒数でしたが、夜間の学校ということが本分校と異なるところです。生徒の学校での学習時間は17時30分頃から20時30分頃だったと思います。
 浜田高校定時制課程では10名程度が毎年卒業していきました。その卒業式は私が体験したなかで最も小さい卒業式でしたが、最も感動的な卒業式でした。卒業していく生徒たちを、教職員一同で本当に愛おしく見送ったことを今でも懐かしく思い出しています。
 本分校で学ぶ生徒の皆さんも良いかたちで卒業ができるように、そっと皆さんの背中を押すことができる、またそのような姿勢で皆さんと向き合うことができる、そのような姿勢をめざしたいと思っています。よろしくお願いします。
 



松江南高等学校宍道分校 生徒憲章

       1.私達は考える生徒である。

       1.私達は誠実な生徒である。

       1.私達は努力する生徒である。