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学校ブログ 働き続けるために

隠岐養護学校長

赤山克司

昨年度の卒業生も就労先で9ヶ月ほど経験を積んでいます。4月当初の張り切り具合も一段落し、気持ちも落ち着いてくる頃です。また、本人の仕事上の癖のようなものが明確になっている頃でもあります。

このような時期に、隠岐障がい者就業・生活支援センター「太陽」の主催で、定着支援会議が開催されています。

12月10日島後、11日島前で会が行われました。

会には、本人と就労先の方、隠岐養護そして太陽が参加し、勤務状態や平素の生活状況、就労を続ける上での課題などを話しあいます。

今回の会議の対象となった卒業生は、職場の配慮のもと、うまくこの9ヶ月を過ごせたようでほっとしています。

本校は、お互いの顔がわかり合える地域にあります。そのため、卒業生本人や保護者、そして地域の方々から、卒業生の「今」の状況を耳にする機会が多くあります。よい情報にはよろこび、そうでない場合は学校としてできることはないかと考えます

たとえば、3年以内に離職した場合や休みがちである場合など、本人の話だけでなく、職場の方と話しておいた方がいいのではと判断した場合、極力自分で足を運んでいます。その際、本人の支援のためだけでなく、在校生の指導を行う上で是非お聞きしたいという説明をしています。

現在就労した卒業生の支援は主に「太陽」によりなされています。その流れを切ることなく、どうしたら学校が関わることができるのか。そう考えた時、今の生徒に還元していくことを明確に示すことなしに、お忙しい就労先の方の時間を頂くことは失礼であろいうということに思い至りました。

そして聴かせていただいた話は、職員会議などで共有しています。そのことで、社会と学校とが結ばれるはず。そう確信をして取り組んでいます。

本校卒業生が継続して勤務している事実こそが、企業の理解を深める最も有効な手立てです。ですから、「太陽」と力をあわせ、できることをする。障がい者雇用がこの地域に根付くことは、きっと働きやすい職場づくりにつながるはずです。そうも信じて取り組んでいます。