お知らせ

学校ブログ オープンスクールに際して

隠岐養護学校長 赤山克司

 9月18・19日 高等部での学習を体験するオープンスクールを開催しました。はじめて参加した生徒を念頭において、概ね次のような挨拶をしました。

 ようこそ隠岐養護学校に。

 隠岐養護学校は、働く力を育むことを目的とした学校です。

「働く力」を育むために大切にしている授業に作業学習があります。今日皆さんにも体験してもらいますが、さをり織や焼き物を作る技術で就職することをめざしているわけではありません。作業を通じて、作業の内容を理解する力、分からないときに質問する力、作業が終わった時の報告や後片付けをする力、そして6時間立ち仕事をつづけるための体力を付けていくことを目指しています。

 そのような学習に取り組んでいく学校なのですが、この学校の大切な役割に皆さんに安心感を感じてもらい、活動を通じて自信を持ってもらうということがあります

 これまでの学校生活でなかなかうまくいかないなぁという経験が繰り返されていると、新しいことに挑戦する気持ちを持ちにくくなります。また、分からないことがあっても質問すること自体をやめてしまった人もいるかもしれませんね。

 少人数の隠岐養護学校では、高等部に入学した生徒は、行事などの大切な部分をすぐに担当してもらいます。「私できません」という気持ちは分からなくもないですが、それを認めていると学校が回りませんので、とにかくできそうなことからどんどんやってもらいます。ですから、様々な役割を担って、相談しながら、分からないことは聞きながらやっていく状態の学校です

 そのような経験を積み重ねていくと、新しいことに挑戦する自信や、少々失敗してもなんとかなるという安心感を感じられるようになるはずです。

 実は、安心感や自信が働くための土台となるものなのです。その意味で隠岐養護学校は行事を大切にして教育活動を行っています

 今日の体験を自分の中学校卒業後の進路を考えるための参考としてください。