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引き受ける強さ

隠岐養護学校長

赤山克司

5月10日 児童生徒総会が行われました。総会で挨拶を務める高等部2年生の会長は、前々日急に体調を崩していました。

病院で色々検査をしてもらうような状態でしたので、周囲の者はしばらく休んだほうがよいのではと考えていました。

児童生徒総会の前日、児童生徒会執行部の面々は、「自分たちがやっておくから大丈夫」と語りかけ、当の会長は「自分がいく」と答えたようです。

人前で挨拶したり、会計上の説明をしたりすることがこれまでなかったと思われる生徒たちが、それぞれ児童生徒会の仕事を、自分のこととして「引き受けている」ことが、よく伝わってきました。

この話から「チームワーク」であるとか、「責任感」であると、いろいろ言葉が湧いてきましたが、私は「成長」という言葉が適切かなと考えていました。

4月に発行した学校新聞で、成長には「矢面」に立つ必要があると書いたわけですが、生徒たちの方が先をいっていました。教員に言われなくても、自分で役割を引き受けたからです。立たされるのではなく自ら立ったのです。感じ入りました。

そういえば、5月11日に行なわれた「しげさパレード」でも、中学部3年生が学校のチームの先頭の位置で照れることなく、真剣に45分間踊り続けていました。彼も「しげさ踊り」の場に、自分で立ち、やりきっていました。

この勢いで6月1日の「なかよし大運動会」をやりきって欲しいと期待しています。