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校内研究(3)自信を持つこと

 挨拶をする、人に相談する、アドバイスを受け入れる、これらのことは、できる人には何でもないことことのように思われます。

 しかし、人との関わりで不安を抱えている場合や、うまくいかなかった経験を多くしてきて場合、そう簡単なことではありません。  

 不安を抱える生徒に対して、できたことをほめ、自信を持ってもらおうと考えるのですが、生徒自身に達成感がないような言動をほめてもらっても、生徒はうけとることができず、「ほめられることは苦手」と発言することもあります。  

 そのような状態の生徒に対して、「身の回りのことで、できることを増やす(整理整頓、簡単な家事)」という生活単元学習を計画し、実践しました。  裁縫や木工、調理などの活動で構成された授業の中で、調理活動について、詳細な記録がまとめられました。  

 ポイントは、献立を自分で選択する。他の人と比較しなくてもよいように、マンツーマンで活動する。人との関わりを増やすためにも、外部講師に指導してもらう。そして、学校での活動を保護者にも伝え、家庭での料理につなげるの4点でした。  

 今回 生徒が選択した献立は「ハンバーグ、ポテトサラダ、コンソメスープ」。外部講師には2度指導してもらい、ハンバーグの加熱方法などのアドバイスをもらいました。1回目には講師の方にあいさつもできない生徒でしたが、2度めには「ありがとうございました」としっかりお礼が言えるようになり、「ハンバーグの真ん中をへこます」などのアドバイスもしっかり自作のレシピブックに記録されました。  

 家庭でも、早速コンソメスープを作り、母親から「おいしくいただきました。最近ほめるとにっこり笑うようになりました」とのコメントが連絡帳にかかれていました。  学校の活動が、家庭で生かされることは、生徒も保護者も成長を実感できます。やってみて、ほめられて、またやってみる。そのようなよい循環により、自信は育まれるものだと実感した実践でした。

次回は、自分を知ることについて記していきます。

2018年6月

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