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校内研究(2) 体の動き

 小中学部の児童生徒の課題の一つとして取り上げられたのは、学習中姿勢が崩れ、集中して話が聞きにくいことでした。
 

 背中を丸めて椅子に座っている姿や、作業のぎこちなさなどから、体を支える力の弱さや、体の動かし方のイメージを十分に持っていないのではないかということが考えられました。
 

 それらの点の解決に向け、9:00から30分間の朝運動を毎日、1年間継続しました。
 

 内容は、体育館内でのランニング、キャスターボード、ラダー(縄梯子状の器具)を利用したステップ運動、腹筋・背筋各20回、正座3分。
 

 単調なランニングに見通しをもつため、走る時間を音楽が流れている間とし、走った回数が目で確認できるよう掲示も工夫しました。
 

 運動だけでなく、利用する用具の準備片づけもすべて生徒が行います。
 

 今から何をするのか、どうなったらこの活動を終わっていいのか、終わったら何をするのか。そのようなことがわかるようになると、生徒の活動に対する不安は減少し、混乱なく活動を継続していきます。そして、毎時間きちんと、できたことを言葉で生徒に帰していきます。

 その繰り返しの結果、2月現在、生徒の背筋はすっきりと伸び、集中力も向上しています。

 背筋は気持ちをしっかり持てば、のばせるはずだというのは、大人の思いこみの一つかもしれません。何らかの理由で、運動経験が不足している子どもには、大人が「どうして?」と感じる、動きのぎこちなさや意欲の低さがあるようです。それを、この子の特性であるとするのではなく、焦点を決めて、改善に取り組む。体が動くと、意欲も動き出した。そんな事例が校内研究で取り上げられています。

 次回は、「自信のなさ」について記していきます。

2018年9月

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