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校内研究(1) 研究のめざすもの

                                  隠岐養護学校長 赤山克司

 特別支援学校には、各学校ごとに研究テーマを設け、校外講師を招いての研修や授業研究をつみかさねるという文化があります。

 本校では、今年度「児童生徒一人一人の課題に迫る授業づくり」を研究テーマとし、小中学部(児童生徒4名)、高1高3学年(生徒6名)、高2学年(生徒7名)の3グループに分かれて、取り組みました。

 研究を進めるために、各グループで生徒1名に焦点をあて、その生徒の現状と将来を見据えながら、課題を明確にし、課題解決につながる授業実践を行うこととしました。

 本日2月26日(月)放課後に、本年度の研究のまとめの会を開催します。

 各グループが整理した生徒の課題、課題解決に向けて行った授業実践、その成果と課題を7分程度発表し、意見交換をおこなって来年度につなげていくことを目的としています。

 子どもはよい意味でも、少々困った意味でも日々変化しています。小さな変化に気づくためには、記録していくことが必要です。記録した子どもの言動をどのように理解していくかについても、文字に起こして自分自身の考えを整理しておくことも重要になります。

 多様な業務を行いながら、記録をとり、考えをまとめる技能を身につけておくことが、特別支援学校の教員には求められるのです。

 その技能を身につけるために、校内研究は重要な役割を果たしています。

 そしてその成果が現れるのが、子どもの課題と課題解決の取組を、わかりやすく保護者などに説明できるようになるということです。自分だけでなく、グループ内で議論したことで、説得力を向上させているから迷いなく説明することができるようになる効果を期待しているところです。

 来年度から小学部の学習の内容などを定めている学習指導要領が変わります。今後年次進行で中学部、高等部と変わっていくのですが、今回の指導要領の改訂の目指すところの一つが「社会に開かれたカリキュラム」です。

 何をめざしてこの授業・活動を行うのかを、保護者・地域に明確に説明できることが、「社会に開かれた」のポイントとなります。

 3月に今年度の取組を保護者に説明する懇談が実施されます。その際に、分かりやすく説明ができているかどうか。本年度の研究の成果が試される場となります。

 次回から各グループの研究のあらましを記していきます。

2018年6月

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