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習慣について(5) 選択

                                  隠岐養護学校長 赤山克司

「挨拶 手の幅 後始末」の三つの習慣が身に付くよう繰り返し話しかけている理由を書いてきました。

 これまでの教員生活で、活動の目標を決めようとする時、焦点化しようと提案すると、これもあるのではないかという意見が多くの場合だされていたように思います。 確かに「それは大事ですね」という意見でしたので、やめておきましょうともいいにくく、結局毎年変わらない内容に落ち着いてしまいがちでした。

 学校には、様々な期待がかけられています。教員自身も、よい学校に、生徒にしようとがんばっています。 文書には、様々なものを盛り込むことができますし、盛り込んだ方が批判がされにくい。よくないことですが、仕事をした感じが得られやすいこともあります。

 しかしながら、習慣という観点で考えれば、時間がかかることなのだから、なにもかもできないと割り切る必要があることは明確だと思います。つまり選択・集中するという決心が必要だということです。

 挨拶ができるようになった。できるようになったことを生徒・教員が自覚できると、うれしさとともに、お互いの自信が生まれます。自信は次の活動の意欲となり、また新たな習慣を身につける土台となります。 選択して集中することが、多様性を身につける土台となる。これが、三つに絞った理由です。

 さて、キャリア教育、道徳教育様々な○○教育があります。私は、特別支援教育がめざす「自立と社会参加の実現」という頂にいたる、別々の登山道のように受け止めています。 社会で人と関わりながら、生活していく上で必要なことは何か。そのようにとらえると、「挨拶」はキャリア教育、道徳教育両方において重要な身につけるべき技能と考えることができます。

 大切なのは「自立と社会参加」が目標だという位置づけであり、教員全員で取り組める選択・集中だと考えています。

 次回は、習慣のもつ力について記していきます。

2018年5月

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