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習慣について(4) 後始末

                                    隠岐養護学校長 赤山克司

 「挨拶 手の幅 後始末」を身につけてほしいと生徒に繰り返し伝えています。今回は後始末について書いていきます。  

 後始末には、身の回りの片づけ、掃除も含まれているのですが、何かをやった後、次の活動の準備が始まっているということをわかり、身につけてもらいたいと願って加えたものです。 なぜなら、卒業後、就労すれば毎日同じ活動を繰り返していく必要があり、混乱なく過ごしために不可欠なことが後始末であるからです。  

 日々の活動がうまくいかない理由は人様々でしょうが、よく聞くのが「やる気がでない」というもののように思います。脳科学者池谷祐二さんの本を読むと、「行動すると意欲がでる」とかかれています。やる気を出すためには行動する必要があるのですが、行動するやる気がでないのでますますやる気にならない。悪循環ですね。  

 日々、すぐに活動できるように工夫することは、行動を起こし、やる気を引き起こすための基盤づくりになると私は考えます。  

 使い終わった道具をいつもの場所に返し、掃除をしてすぐ活動できるようにする。つまり後始末が、継続的な活動実現の鍵になると思います。  

 多動で、興味あるものにすぐ飛びついてしまう傾向の生徒が本校にもいます。後始末が苦手です。片づけができない、掃除ができないではなく、やり方がわからないだけだと考え、やり方が定着するよう取り組んでいます。 たとえば用具の置き場がわかるように掲示をして混乱しないようにしたり、床に線を引いて掃除の手順を明確にしたりなどです。  

 学校の間に、後始末を習慣にして、職場に適応してもらいたいものだと思います。  

 次回は、習慣を三つにしぼった理由を記していきます。  

2018年7月

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