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同僚性について(4)異学年との交流

同僚性について(4)異学年との交流

島根県立隠岐養護学校長 赤山克司   

 平成29年度、隠岐養護の新入生は、小学部1名、中学部1名、高等部2名。例年に比べても、少人数でした。

 一人一人に応じた教育活動を行える利点がありますが、学年だけで集団的な活動を行うことができません。その点を克服するために、「児童生徒が学びあい、育ちあえる異年齢活動を展開する」を経営方針に掲げ取り組んでいます。

 具体的には、中学部1年の男子は、体育祭などの行事で、高等部に入って活動をしていますし、小学部1年男子は中学部3名との活動を日常的に取り入れています。

 高等部の生徒が、小学部児童の遊び道具を自分たちで考え作成する学習活動も行っており、異なる学年相互の関わりを増やすことで、学年に応じた役割を果たし、年齢相応の生活態度を身につけられるよう工夫をしています。

 教員にとっても、小学部から高等部までの児童生徒を通してみていけることは、貴重な学びの機会であると考えています。貴重な学びの機会を活用できるよう、授業に対する研究協議、各種でのグループワークなどで、異なる学部学年の教職員による話し合いを取り入れています。とはいっても、そのような機会は、一ケ月に何度も行うことはできません。研修に限らず、学校のあちこちで学部を越えた話し合いがなされるような雰囲気をつくるためにも学年を超えた教員の活動を増やしていくことが肝要だと考えています。

 本校では、部活動がよい機会となっています。本校高等部の部活動は、4月の全隠岐陸上大会、9月の特別支援学校6校での総合体育大会でのフットサル、11月の隠岐駅伝、3月の隠岐高校とのバスケットボール交流会を目標にして、競技内容を変えながら年間を通して実施しています。

 生徒数が少ない本校で、ゲーム形式の練習を行うには、教職員の参加が必要です。夏のフットサル練習には、教頭先生や小中学部の先生方も参加し、熱の入った練習を積み重ねました。教員にとっても、スポーツをしながら生徒の課題を把握し、そして成長を共有できる機会となっており、ともに支えあい、学びあう関係作りに役立っています。

 次回は、同僚性を高めるために、職員会で話をしたことについて記していきます。

 

 

2018年3月

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