H26 実習日程(マグロ二次航海)

日時 日程
1月8日(木)

15:00 西郷入港

15:30 実習生乗船

1月9日(金)

14:20 出港式

15:00 西郷出港

1月10日(土) 09:00 浜田入港
1月13日(火)

14:20 浜田出港

関門海峡を経由して太平洋へ
1月14日(水) 太平洋へ
1月25日(日)

漁場着 操業実習開始

2月25日 操業実習最終日

2月28日(土) ハワイ(ホノルル)入港
3月4日(木) ハワイ(ホノルル)出港
3月16日(月)

三崎入港

3月17日(火) 水揚げ 生徒下船
3月18日(水) 島根着
   

 

H26 神海丸便り(マグロ二次航海)

乗船式、出港式

第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
号外
第6回
第7回
   

 

H26 神海丸便り(専攻科)

第1回
第2回
第3回
   

 

H26 指導教官便り(マグロ二次航海)

1月17日(土)

西郷港、浜田港での見送りありがとうございました。本日1月16日までの本科生の状況をお知らせします。1月13日14時30分浜田出港。右舷側から風力4程度の風浪を受け、船体が少し横揺れ。この揺れで本科生6割程度が船酔いを起こし、トイレに駆け込んでいました。22時頃、 関門海峡西側入り口付近で錨泊。1月14日08時頃抜錨。錨泊している間にほとんどの本科生徒が回復。 関門海峡通過中はアッパーデッキで航路施設や航法の学習を行いまし た。 非常に寒かったのですが、 約1時間元気に活動していました。14時頃、佐多岬を通過し豊後水道に入りました。この頃は風も強くなく 本科生も甲板で漁具製作作業に参加して いました。 20時頃から低気 圧の影響を受け始め、風力も6となり、うねりも次第に 大きくなって、船体が左右上下に揺れ始めました。1月15日は終日風力7~8と強い風が吹き、波高も5~6mほどはあったと思います。本科生は26名中22名が船酔いを起こしたため、この日は学習、作業はとりやめとしました。
ただ、専攻科生の中には船酔いを起こしている者もいましたが、作業等予定 通り行い、格の違いを見せてくれました。1月16日深夜から急速に風も落ち、午前中には海況も落ち着いてきました。 そのため、1月16日12時より連続観測が始まりました。本科生も徐々に 船酔いを克服しつつありま す。明日にはほとんどの生徒が元気な顔を見せ てくれるのではないでしょうか。 幸いにも、現在までインフルエンザを発症する生徒がいません。2次航海では出港の際、このことが一番心配でしたので、まずは一安心です。 安全第一で今後も見守っていきたいと思います。

1月25日(日) 太平洋に入ってから、大きな低気圧の前線と並走するかたちとなり連日、北西よりの強い風と風浪で船体は揺れ続けています。23日から東よりの風と変わりましたが、風力は相変わらず落ちません。 こういうのも珍しいねと船長も言っていました。甲板で体操が出来たのは3日でした。北東貿易風帯に入っていますが、何日かでもせめて、風の穏やかな日があればと願っています。
現在1月25日05時30分船内時間。北緯現在地13度17分 東経178度13分。風向E、風速12m。 今、初縄で最初のブイ投入、生徒達の作業の様子を見てきたところです。少し緊張ぎみの顔で、良い表情を見せながら、 作業を行っていました。初縄開始は午前5時、今航海も大漁を祈っています。
2月4日(水) 現在2月4日19時船内時。現在地北緯11度36分、西経177度56分。11回目の操業中です。まもなく休みをとる予定です。西経160度以東は漁の状況も芳しくないようです。生徒はみんな元気です。K君も船酔いを克服し、みんなと同じように活動しています。疲れているのは、身体がデリケートな小生ぐらいでしょうか。 14時頃から揚縄の操業が始まりますが気温も27度、紫外線も強く、じっとしているだけで汗をかきます。日本は新たな寒気に見舞われているよ うですが日本との距離を感じます。それではこれにて失礼します。・・・・・再見
2月5日(木) 現在2月5日21時船内時間。現在地北緯11度34分、西経177度19分。現在操業12回目の揚縄中。そこそこ漁獲があるため、なかなか休むタイミングがつかめず、現在連続12回。西経160度以東の漁況芳しくなく、 この付近で20回の操業した後、東へ4日ほど走り、残り7回の操業をする ことになるのでしょう。先ほどまで船橋にいたのですが80kgはあるかなと思えるメバチと17時頃には今では珍しい大型のメカジキもつれていました。ビンチョウはほとんど釣れません。尚、2月9日には船上で愛媛丸追悼式を行います。生徒代表に追悼文を 読ませ、全員で黙とうを捧げる形になると思います。生徒は全員元気です。
2月24日(火) 2月17日17時(船内時)頃、船長から北鳳丸実習生(函館水産高校)が行方不明、海上に転落した可能性が高いという連絡を受けました。神海丸は適水中でしたが、急遽針路を北に変え、現場海域に向け2日間航走しました。ミッドナイトに現場海域に到着し、24時間体制で捜索に参加しました。専攻科生は船員と同様に夜間も捜索に加わりました。本科生は06~18時までの間捜索に参加させました。特に夜間は探照灯のスポットライトのような狭い範囲でしか捜索できず淡い光の中で見つけ出そうとすれば、かなり集中力を要求される作業です。小生も捜索に参加してみて、見つけたい、見つかって欲しいという祈りにも似た気持ちで海上を凝視し続けていましたが、非常に疲れました。砂漠で1本の針を見つけるかの如く、非常に可能性の低い、あえて言うなら見つかれば奇跡という状況の中で、見えるのは青い海と白い波だけという状況が続く中で、その絶望的な徒労感で、疲労がボディブローのように蓄積していくのがわかりました。船員や生徒の表情にも疲れが見えていました。ただ、捜索中止の連絡が入った日の生徒の日誌には、捜索中止は残念です、見つかって欲しい、といった生徒達の複雑なコメントが書かれていました。実際、捜索が開始された日には、見つけてあげたい、見つけることが出来るよう集中して頑張りたいというようなコメントが多く書かれていました。結論から言えば、一度捜索海域から離れ、操業したことで生徒達の気分転換がはかれたことは間違いありません。あのまま、捜索を続けていれば精神的ストレスを受けた生徒がいたかもしれません。しかし、生徒の多くが捜索半ばで離脱したことを残念に感じる複雑な思いを持っていたことも事実です。生徒達は身体的、精神的にも元気な状況です。私達が思う以上に回復力があるようです。今日揚縄が終わった時点で生徒全員を集め、捜索離脱の経緯そして、捜索再開に至る経緯の概略を説明しました。その時の彼らの態度は午前2時(船内時)という時刻にも関わらず、しっかりと目を開け、顔をあげて話を聞いていました。生徒達は大丈夫です。様々なことを体験する中で日々成長してくれています。
   

 

島根県立 隠岐水産高等学校
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