松江農林高等学校との交流及び共同学習


 高等部普通科2年生徒は、昨年度から松江農林高校との交流学習を行っています。今年度は総合学科福祉サービス系列3年の「課題研究」の授業で、バリアフリーに取り組む3人の研究に参加することになりました。「福祉の授業で盲学校との交流があった。視覚障がいのある方が来校された際、安全に歩いていただけるような工夫をしたいと考えた。」と、研究動機が昨年度の交流にあったからです。5月、6月、10月と農林高校に出かけたり、盲学校に来てもらったりしながら、本校生徒は考えや助言をきちんと心を込めて伝えてきました。
 12月12日に農林高校で研究結果の発表会があり、本校生徒も参加してきました。本校生徒が協力した研究のタイトルは、「HOTをMOTT 優しさバリアフリー」です。実際に校内を視覚障がい者が安全に移動できる工夫がわかりやすく紹介されていて、他の生徒さんや先生方からも好評を得ていました。階段の始めと終わりに床と違う材質のマットを敷いたり段差に黄色いテープを貼ったりしたこと、柱の出っ張りなど衝突の危険性のあるところにクッション材を設置したこと、壁の途切れるところに進行方向の分かるレールを設置したこと、教室名を点字表記して貼ったことなど、たくさんの工夫がされていました。
 ・「視覚障がいがある方に歩いていただいたことで、自分たちでは気づけなかった危険箇所も多数存在すると分かった。」
 ・「物理的なバリアフリーも必要だが、周囲の人々による支えなどの人的なバリアフリーも大切だと分かった」
 ・「この課題研究は、ライトハウスライブラリーや盲学校など多くの方々に協力していただき進めることができた。自分たち  で考案した改善策を実施し、携わっていただいた方々に喜んでいただくことができ、やりがいを感じた。既成の物ではな  く、自分たちで工夫し作ることで、バリアフリー化の難しさや創意工夫の楽しさ、完成したときの達成感を味わうことがで  きた。今後盲学校の方との交流がある際は、作成した物を設置し、安全に過ごしていただきたいと思う。」
 このように研究をまとめた農林高校の生徒の皆さん。両校にとって、とても有意義な交流学習になりました。

 質疑応答で生徒が質問をしている様子の写真 松江農林高校の生徒さんが発表をしている様子の写真 
 質疑応答で生徒が質問をしている様子  松江農林高校の生徒さんが発表をしている様子

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