湖北中学校との交流


 湖北中学校2年生50名が来校し、中学部、高等部普通科と交流を行いました。湖北中学校2年生全員が盲学校に来て、交流と体験を行うのは、昨年度に続いて2年目となります。
 スポーツ交流では、盲学校の体育祭競技とSTT(サウンドテーブルテニス)を体験してもらいました。
 体育祭競技の体験では、視覚を使わずゴールから鳴る音に向かって走る「音源走」ならぬ「音源歩」を行いました。今回は、盲学校の生徒が鳴らす楽器や呼ぶ声を頼りにゴールまで歩いてもらいました。盲学校の生徒は1人で25人を呼び続け、流石に疲れた様子もありましたが、とても楽しそうでした。湖北中の生徒さんからは、見ずに歩くという体験に「こわい・・・」という感想が多く聞かれました。「台風2017号」は、湖北中の生徒さんと盲学校の生徒が2人または、3人1組で息を合わせて走る競技です。相手を感じ、お互いを思い合わなければなりません。相手のスピードに合わせながら走ることができました。体を動かして交流することで、緊張もほぐれてきたようです。
 STT体験では、普通科生徒が相手をして、湖北中の生徒さんと打ち合いました。ボールの転がる音だけを頼りに打ち合い、思うように打てない難しさ、その反面の面白さを感じてもらうことができました。興味をもって、ルールやコツなど積極的に質問する生徒さんもおられました。
 ウォークラリー(校内見学)では、点字体験、手引き体験、教材教具の説明などを行いました。点字体験は、普通科生徒が講師となり、点字の仕組みの説明、身近な単語の点字の読み(見て)、パーキンス(点字タイプライター)での点字の書きを行いました。教材教具の説明では、中学部生徒が「音声パソコン」の説明、伝い歩きの方法の説明、「クイックトーカー(コミュニケーションツール)」、触って確認する「予定表」の説明を行いました。その他、点字や拡大、触って楽しむ図書の紹介、視覚補助具の紹介、立体コピーの触体験を行いました。校内を移動するときは、盲学校の生徒が湖北中の生徒さんに手引きをしてもらいながら回りました。熱心に説明を聞いたり、体験したり、とても積極的に取り組んでくれました。
 最後は、音楽交流です。盲学校の生徒は、学園祭で発表した普通科生徒作詞作曲のオリジナルソング「オンリーワンがここにある!」のバンド演奏をしました。学園祭よりももっとステキな演奏を湖北中の皆さんに聴いてもらうことができました。湖北中の皆さんには、クラス毎に合唱コンクールで発表した合唱を披露してもらいました。締めくくりは盲学校、湖北中全員での「大切なもの」の合唱です。盲学校の生徒は、普段なかなか味わえない大勢で奏でるハーモニーに、とても楽しそうに歌っていました。本当に感動的でした。
 昨年度よりも時間を延ばしての交流でしたが、もっとゆっくりと、しっかりと交流したい、体験して欲しいと思えるような交流になりました。これからが楽しみです。

点字体験の様子の写真   音楽交流の様子の写真
 点字体験の様子  音楽交流の様子
 手引き体験の様子の写真  開会挨拶の様子の写真
 手引き体験の様子  開会挨拶の様子

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