特色ある取り組み

みどりが丘まつり                                   

 10月27日(土)に「みどりが丘まつり」を開催しました。
児童生徒は、日頃の学習の成果を発表すること、友だちと協力しあい、認め合いながらまつりを作り上げていくことを目標に、日々の準備に向かいました。
まつり当日。前半は、体育館でのステージ発表。児童生徒会執行部企画によるオープニングムービーの後は、全校児童生徒と教職員による合唱です。毎年恒例となっているこの全校合唱で歌い継がれているのは、『夢の道をつくろう』という曲。これは、卒業生が書いた詩に教員が曲をつけた本校のオリジナルソングです。聴いていると元気がわいてくる歌詞と、気もちが温かくなる美しいメロディが体育館いっぱいに響き渡り、感動的な場面となりました。病棟や自宅で学習している仲間も、スクリーンから合唱に参加し、まさに緑が丘養護学校がひとつになった時間でした。
その後に続くステージは、学部ごとの発表。小学部による劇『なかよし集会~スペシャルバージョン~』は、それぞれの得意なことや好きなことをいかしたとてもかわいらしい発表でした。中学部による音楽劇『リトルマーメイド~シンデレラストーリー~』は、まるで劇団四季を彷彿とさせるような歌とダンス、演技に会場が魅了されました。高等部は『アテンションプリーズ・フロム高等部1018』として、学級・グループ企画のPR動画を発表しました。それぞれのグループの個性が光る演出に、会場から温かな笑い声と拍手がたくさん聞こえました。そしてステージの最後を飾った訪問グループの児童生徒によるスライド発表では、一人一人が学習に向かういきいきとした表情がきらりと輝きました。
ステージ発表終了後は、学級・グループ企画。さまざまなお店や展示物が学校中を賑わせました。バスボム、輪投げ&クイズ、手作り小物、ふりかけポテト、丼とお汁粉、お菓子の詰め合わせ、ぶどう染め小物、カフェ等、大盛況となりました。
また、PTAによるバザーや、隣接する松江医療センターによるTシャツ販売等にも、たくさん足を運んでいただきました。そして、校内を歩いていて目をひいたのが、高等部生徒制作の『風船アート』と『トリックアート』。ここまで完成させるのは大変だっただろう、と感嘆するほどダイナミックで華やかな仕上がりでした。
今年も盛大に行われた「みどりが丘まつり」。たくさんの方にご来場いただき、本当にありがとうございました。来年も、どうぞおたのしみに!

Smileフェスタ(運動会)

 毎年5月に「Smileフェスタ」に取り組みます。H24年度まで「運動会」として取り組んできましたが、全校児童生徒がもっと楽しく、もっと笑顔で参加できる行事にしようと、名称を変えて取り組んできました。
 『破顔一笑~みんなで輝き彩る日々を!!~』
これは、児童生徒会執行部の生徒が考えたスローガンです。このスローガンのもと、スタッフの打ち合わせや会場準備を行ってきました。執行部が中心となり「Smileフェスタ」を成功させようと協力する姿が見られました。
当日は執行部が考えた聖火リレーで幕開けをしました。聖火を小学部、中学部、高等部へとつなぎ、最後は会場となる体育館へと運ばれてきました。会場も自然と笑顔に包まれ温かい雰囲気となりました。
小学部種目は「十一人のスポーツ大会」。それぞれ自分のもっている力を十分に発揮してくれました。選択種目の一つ目は「送って送って私の想い」です。雨どい等を使ったボールリレーです。リレーで使用するボールは、エントリーした児童生徒とV会議システムでつないだ病棟生徒による絵合わせでゲットします。お互いの絵が合えばボールを二個、合わなくても一個ゲットできます。ゲットしたボールは会場の生徒がつなぎ、箱に運んでいきます。お互いの気持ちを意識しながら上手に運ぶ姿がみられました。選択種目の二つ目は「何がでるかな?」です。ペアの友達と協力してもぐらを退治して箱をゲットします。箱には絵が描いてあり、運んで行った先で絵を完成させます。今年はあっぱれくんと国宝松江城が出来上がりました。完成した後は本物のお殿様(甲冑を着た校長先生)が登場し、会場は大盛り上がりでした。毎年恒例の全校ダンスにも取り組み、息の合ったダンスで会場が一つとなりました。スローガンのように笑顔たくさんの「Smileフェスタ」となりました。

児童生徒会(全校集会)

 年間5回程度全校集会を行っています。児童生徒会執行部員が内容を計画して、会の進行も行っています。主な内容としては、「学校生活について」、「学校行事の取り組みに向けて」、「大忘年会」、「かけはしクイズ(病棟と学校をビデオ会議システムでつなぎ、リアルタイムでやりとりをします。)」などがあります。また、その他、児童生徒の学習の取り組みの様子の紹介なども行っています。今後は、全校の児童生徒のリクエストを受けながら、児童生徒がもっと楽しめる集会にしていきたいと考えています。

ICT機器(パソコン、iPad等)を使った学習

 本校ではICT機器を使った学習を様々な教科で取り入れています。高等部の「情報」等の授業の中では、パソコンを用いた文書作成だけではなく、ビデオや写真の編集、イラストの作成など幅広く取り組みます。また、児童生徒の実態に合わせて、ICT機器の操作がしやすいように機器の設定や環境の工夫をしながら取り組んでいます。また、情報モラルについても学習し、習得したスキルが卒業後に活かせるように継続して取り組んでいます。

進路学習

 本校の生徒はその抱えている病気等により様々な社会経験が少ないという実態があります。そのため、社会生活に参加していくイメージを育てるために様々な進路学習に取り組んでいます。

<小学部>

 小学部の段階では、主に身近な人とのかかわりを中心に様々な共同体験を積む中で、興味関心を拡げたり集団活動のルールを学んだりして、中学部への学習へつなげていきます。また、児童の実態に応じて校外学習や、外部講師を招いての学習など、校外の人とかかわる機会も設定するようにしています。

<中学部・高等部>

 中学部では、進路週間や総合的な学習の時間で、集団での活動に慣れるとともに、自分の果たす意味を学んでいきます。そして、集団生活や社会生活のルールやマナーを少しずつ身につけられるようにしています。

 高等部では学校設定科目として「ワーキングタイム」や「産業社会と人間」の時間を設け、社会のルール・マナーの学習や、製造や販売などの作業体験などを積み、「働く」ために必要な知識や技能を学んでいます。また、福祉制度や就労支援制度について学習する中で、自分の苦手なことに向き合い、必要な支援の求め方について考える機会も設定しています。

 その他、社会生活に参加していくイメージを具体的にもつことができるように、次のような見学や体験の機会も設定しています。

職場見学・学校見学     

 職場見学では、いくつかの福祉サービス事業所や一般企業を見学し、様々な業種や職種があることを学びます。特に高等部では、ハローワークの見学も取り入れており、就労の際に求められる力や就職状況について、就労支援担当者から直接聞くことのできる大切な機会となっています。

 学校見学では、生徒の進路希望状況に応じて、中学部は高校や特別支援学校の高等部、高等部では職業訓練校や専門学校等を見学し、学習環境やカリキュラム、取得できる資格などについて理解し、具体的な進路選択の参考になるようにしています。

進路学習会

 卒業生や就労支援機関の方、また福祉サービス事業所の方を講師とした進路学習会を設定しています。内容は、卒業生の体験発表、マナー講座、校内実習の際の具体的な作業の指導などで、学部全体、あるいは生徒の実態に応じた小グループでの学習会を行っています。

 また、高等部では、毎年3月に卒業生の進路決定報告会を行い、卒業生が進路決定に至るまでにどのように考え、どのような活動に取り組んできたかを、在校生に向けて説明します。在校生にとっては、身近な先輩の話は大いに参考になるようです。

進路週間

 中学部と高等部でそれぞれ年2回(1学期、2学期)の「進路週間」を設定し、校内実習や現場実習等に取り組みます。実際に「働く」現場で自分の課題や適性を見極めるとともに、課題を克服する手段を考え・実践する機会とします。

 高等部の3年生で就労をめざす生徒については、必要に応じて現場実習を重ね、卒業後の生活にスムースに移行できるよう支援しています。

 本校では、各学部の「進路学習」の一環として、職場見学や現場実習等に協力をしていただける企業の方を広く求めております。よろしくお願いいたします。

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お問い合わせ先

島根県立松江緑が丘養護学校
〒690-0015
島根県松江市上乃木5丁目18番1号
TEL:(0852)23-9500
FAX:(0852)23-9517
E-mail:
midorigaokayogo@pref.shimane.lg.jp