学校紹介

校長あいさつ

 本校は、昭和54年に松江市西川津町に開校して、昨年度(平成30年)、開校40周年を迎えました。「令和」と改元になる今年度から、次の開校50周年に向けては、これまでの卒業生や先輩となる先生方、保護者や関わってこられた方々の思いや実践を引き継ぎつつ、新たな学校づくりを進めていこうと思っています。

 こうした流れの中で、県都松江市にある特別支援学校(知的障がい)として、近年、児童・生徒数の急増と教室不足や、「障がいがあっても、地元の子は地元で学べる学校(選択肢)を作ってほしい」という住民運動の盛り上がりもあって、川津にある本校舎(小・中・高)だけでなく、乃木校舎、安来分教室(いずれも高等部単独)を併せ持つ学校となりました。また、平成27年度より、高等部では「コース制」を導入し、高等部入学時から「総合コース」「職業コース」を選んで学ぶスタイルを取り入れ、職業教育に力を入れています。
 今年度、児童・生徒数はおよそ280名、教職員は180名規模の学校になりました。
 このように多様な場所での学び、集団の大きさは、課題になることも多いですが、一方では特徴でもあり、よさでもあると思っています。小・中・高という縦のつながり、三つの場所での高等部の特徴的な取り組み、そして、集団力を発揮できる実践を進めていきたいと思っています。

 今年度の学校経営方針の一つに、「地域の中の学校づくり」をテーマに掲げています。
 新学習指導要領が求める「主体的で、対話的で深い学び」の実現のためには、地域の「ヒト、モノ、コト」とどれだけ結びついた学びが準備でき、提供できるか、そして豊かな学び方ができるかということにかかっているのだろうと思います。また、「学校で培い、地域で育てる、挑戦する」「学校でできないことは、地域に頼る」「学びの種は地域にあり」といったことにより、コミュニケーション力を高めたり、社会性や生活力、働く力をつけたり、豊かな人生観を養うことになると思っています。
 こうした学びが、本校に通う子どもたちだけでなく、地域の人たちにとっても意義のあるものや、本校の存在が地域にとっても「頼りにされる存在」でありたいと思っています。こうした意味で、「地域の中の学校づくり」「学校づくりは『箱づくり』ではない。地域づくりだ」ということを大事にしたいと思っています。また、川津、乃木、安来という三つの地域の地域性を大事にし、しっかりと根を張った取り組みを進めたり、地域の方には、学校や子どもたちのことをもっと知っていただきたいとも思います。

 三つの場所に分かれた学校・校舎ではありますが、それぞれの場所で、「おもしろい実践」に取り組んでいます。
 また、お近くに来られましたら、ぜひ、「あの子」にも「この子」にも逢いに来てください。お待ちしております。

2019年4月 校長 道下 利治

 2016年8月26日からのカウントです。