県内商業高生4人が検定「8冠王」取得

 松江商業高校(松江市浜乃木8丁目)と浜田商業高校(浜田市熱田町)の生徒計4人が、簿記などの検定1級を8種目取得する通称「8冠王」となった。3人取得の松江商は人数で全国2位、浜田商は創立以来初の快挙とあって、関係者は喜びに沸いている。

 8種目は全国商業高校協会が主催する検定で、2部門の情報処理と簿記、商業経済、ワープロ、珠算、電卓、英語。いずれも1級合格は難しく、高校3年間で3種目以上合格すると全国表彰される。「8冠王」ともなれば、全国約33万人の商業高校生のうち、わずか35人(2009年度)しかいない最難関だ。
八冠王
 8冠王に輝いた、左から村下亜里沙さん、
 藤原菜津美さん、中尾瑠美さん(松江商業
 高校)、佐々木大輔さん(浜田商業高校)
 県内では本年度、松江商国際ビジネス科3年の中尾瑠美さん(18)、藤原菜津美さん(18)、村下亜里沙さん(18)、浜田商情報処理科3年の佐々木大輔さん(18)が見事に8冠を獲得した。

 県商業教育研究会会長を務める松江商の新田康二校長は23日、卒業式を前に4人を同校校長室に招いて祝福。「並大抵の努力ではできない、すばらしい快挙。今後も進路に自信を持って取り組んでほしい」と激励した。

 4月から松江市内で就職する藤原さんは「8種目取れると思っていなかったので驚いている。資格を仕事に生かし、これからも頑張りたい」と意欲を見せた。

(山陰中央新報 平成22年2月25日掲載)