学校紹介

校長あいさつ

「浜田養護学校40周年を記念して」

 本校では、1118日に「創立40周年記念はまようまつり」を開催し、そのオープニングにおいて、記念式典を、浜田市長をはじめ多数のご来賓の出席のもとに盛大に開催しました。

さて、本校は、昭和54年4月に、養護学校義務化に伴い、それまで「就学免除」とされていた子どもたちも学ぶことができる養護学校として、小・中学部の児童・生徒17名からスタートしました。その後、さらに高等部も設置され、障がいの程度に関係なく、小学部から高等部まで学ぶことができる学校になりました。平成19年の「特別支援教育」の開始後、学校創立30周年を過ぎてからのこの10年間においては、「新校舎の建築」「グランド整備」などの施設面での充実とともに、高等部では「コース制(総合・職業)」が導入されるなど、子どもたち一人ひとりの教育的ニーズに応じた教育を推進してまいりました。また、学校の役割としても「地域における特別支援教育のセンター的な役割」を果たすために、たとえば今年度は、浜田ろう学校と共同で教育相談組織として『STEP(ステップ)』を開設するなど、校内を挙げて、地域との結びつきを意識した学校づくりを進めてきました。この間、多くの卒業生が巣立ち、社会の一員として豊かな生活を送ったり、就労生活の中でも活躍したりしてくれています。これらは、日ごろからご支援をいただいている地域のみなさまの支援の賜物と感謝しています。ありがとうございます。

私ごとにはなりますが、ちょうど20年ぐらい前に、本校で9年間の勤務を経験しております。当時は、現在のグランドがあるあたりに、児童施設「こくぶ学園」や浜田ろう学校寄宿舎があり、今とは大きく姿が違っておりました。その頃の小学部では、到着するまでに疲れてしまう距離にあった学校畑でお芋を作ってその場で焼き芋にして食べたり、学校の裏山の崖にロープを垂らして「決死の崖のぼり」の体育の授業をしたりしていました。中学部は、お盆に徳島県に「阿波踊り修学旅行」に出かけました。また、生徒会執行部のメンバーは、校庭にテントを張って「リーダー合宿」を夏休みに実施し生徒会規約を作ったり、星空サッカーをしたりもしていました。そう言えば「映画クラブ」というおもしろいクラブ活動もありました。楽しかったなあとか、すごいなあ、おもしろかったなあと思うことや、充実した学校生活を思い出します。そんなことをたくさんしながら、本校は多くの卒業生を送り出してきました。これまでに、この40年間で送り出した小・中・高等部の卒業生の延べ人数は、522名になります。そのようなたくさんの卒業生や関わってきた多数の教職員、保護者、関係者の思いを受け、次の人たちに、『確かなバトン』を渡していきたいと思っています。

今の社会は、すべてを一人でできることをめざす社会的自立の姿ではなく、豊かな人生観をもって、必要な支援を必要な時に、受けながら、地域の中で、生活していくことを大事にする社会です。今後は、そういう時代背景を意識しつつ、地域の中で豊かで、逞しく生きていく力を育む教育を、まずは、学校ができて半世紀になる創立50周年にむけて、積み上げていきたいと思います。その際には、さらに盛大に祝いたいと思っています。

本校の今のキャッチフレーズは、「今日のすごいを 明日の普通へ」という言葉です。確かに、そんなことを実感させられるこの40年の歩みだったと思いますし、これからも、この言葉にある姿を大事に、子どもたちの学びを充実させ、さらに地域の学校として存在感を発揮できる学校づくりを進めていきたいと思っています。

これからの「浜養」に、期待し、またさらなる応援を、よろしくお願いします。

     

 平成3011月吉日

校長  道下 利治        

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