浜田高校理数科のページ
浜田高校理数科の活動を紹介します!

活動報告(2012年度)


☆島根県高等学校理数科課題研究発表大会に出場した2チームが、ともに優秀賞を獲得しました(03/15)。
☆2年課題研究の一環で、島根県浜田産業技術センターと共同研究を行った「貝殻を使った無施釉の陶磁器の焼成方法」が特許申請されました(03/13)。


2年 島根県高等学校理数科課題研究発表大会
 
2013/03/15 於:松江南高校視聴覚室
2月の校内課題研究発表会で、優秀作品に選ばれた
 「牡蠣殻を活用した新しい石見焼の開発」
 「ものさしで紙を切る」 
の2チーム5名が、松江南高校で開かれた島根県高等学校理数科課題研究発表大会に出場しました。

県内6校の理数科設置校から、各2テーマ計12チームがお互いの成果を発表しあいました。
地域の新産業とのコラボあり、大学での実験を中心にした研究あり、身近なテーマありと、どの学校の発表内容ともすばらしく、また、生徒からの質問も切れ目なく出るなど、レベルの高い発表会でした。

本校の2チームも、発表そのものはもちろんですが、他校生徒や審査員からの厳しい質問にもうまく応対し、立派な発表でした。

その結果、本校代表の2チームが、ともに2〜4位相当の「優秀賞」を受賞し、8月に鹿児島市で行われる「中国・四国・九州地区理数科課題研究発表大会」のポスターセッションの部への出場権を獲得しました。
廃棄物の貝殻を利用するという高校生のアイディアで新製品を研究開発し、地元産業の活性化に結びつけようという視点。
日常の身近な何でもない題材を、高校生らしい着眼点と実験方法で、法則化にまで高めたアイディア。
ともに「高校生らしさ」が評価されたものと思います。
研究にあたりお世話になった皆様に感謝申しあげます。

最優秀賞の松江北高、もう一つの優秀賞の松江南高校の代表チームとともに、8月の鹿児島で島根の理数科旋風を巻き起こしたいと思います。

2年 課題研究成果の特許申請 2013/03/13
2年理数科課題研究で取り組んだ、本校生徒2名と島根県浜田産業技術センターとの共同研究(写真→)をもとにした「貝殻を用い無施釉の陶磁器の焼成方法」が3月13日に特許申請されました。

今年度、島根県教育委員会の「産官学連携による理数科課題研究」事業として行ってきたので、特許権は「島根県」になりますが、「発明者」として、該当生徒2名の名前を加えていただいています。
「ゴミとして捨てられる貝殻を、地域の伝統産業の石見焼や石州瓦に使えないか?」という生徒の素朴なアイディアが、実を結んだものです。
すでに地元の瓦工場や焼き物の窯元で試作品を作っていただくことになっています。地域産業の活性化につながることを期待しています。

この研究にあたっては、単なる実験だけでなく、学校の勉強を超えた高度な化学式や計算の理解、応用も必要でした。
特許申請という実績はもちろんですが、「研究には日頃の学校での勉強内容が大切だということがわかりました」という生徒の感想が、「理数科課題研究」の一番の成果だと思います。

2年 浜田高校課題研究発表会 2013/02/13 於:浜田高校会議室
2年生が2学期から取り組んできた課題研究の最終発表会を実施しました。
この日の午前中SPP事業で講義をお願いした広島大学小澤先生にも審査に加わっていただきました。

1月の中間発表では、不完全な発表が多く、どうなることかと思われましたが、さすがに浜高理数科生。きっちりまとめて、レベルの高い発表会になりました。
審査の結果、
 「牡蠣殻を活用した新しい石見焼の開発」
 「ものさしで紙を切る」
の2作品が、3月15日の県大会に出場することになりました。

8月の鹿児島県である中四国九州大会に向けて、さらに立派な発表になるよう期待しています。
審査をお願いした小澤先生からは
「最近、高校生の研究発表は大学の研究の下請けのようなものが増えているが、あまり好ましい方向ではない。この発表会ではすべてのチームが自分たちで高校生らしいテーマを決めて、試行錯誤をしながら結果を出し、堂々と発表している。フロアからの質問も多く、とてもよい発表会だった」との講評をいただきました。

生徒たち、先生方の努力が報われたように思いました。
小澤先生ありがとうございました。

2年 研究者として第一線で活躍する卒業生による先端科学実験講座(SPP:サイエンス・パートナーシップ・プログラム) 第三回目
 
2013/02/13 於:浜田高校会議室
今年度、SPP事業に採択された「研究者として第一線で活躍する卒業生による先端科学実験講座」の第3回目、事後学習(講義)を行いました。

講師は、第一回目の事前講義、第二回目の大学実習に引き続き、本校理数科OBの、広島大学大学院医歯薬保健学研究科の小澤孝一郎教授です。
9月の大学実習での内容と関連させ「食品添加物」と「一般的な薬」について、ユーモアを交えながら、講義していただきました。

食品添加物は決して危険なものではないこと、薬(クスリ)とリスクは裏返し、という具体的なメッセージは、目から鱗の連続でした。

3年 島根県高等学校問題解決型学習成果発表会
 
2013/02/13 於:松江テルサ
島根県内の各高等学校で、平成24年度に取り組まれてきた「総合的な学習の時間」や「課題研究」など、問題解決型学習のうち、島根県教育委員会に推薦された12校の研究発表会が行われました。

理数科課題研究の部では、本校の「黄長石霞石玄武岩 釉薬としての可能性評価」が選ばれ、発表しました。
内容はもちろんですが、堂々とした発表に、会場の皆さんから多くのお褒めの言葉をいただきました。

この研究は現3年生が取り組んだ研究です。
ここで、絶えることなく、後輩が引き継いでくれることを願っています。

2年 課題研究中間発表会 2013/01/16 於:浜田高校会議室
2年生が2学期から2〜4名のグループに分かれ取り組んできた「課題研究」の中間発表会を行いました。
今年度の各グループの研究テーマは次の通り、
 「牡蠣殻の釉薬」「イオンクラフトの飛行条件と効率化の研究」
 「ものさしで紙を切るには」「メダカの学習能力」「鍾乳石とチョーク」
 「波が植物に及ぼす影響」「アサリの水質浄化作用」
 「どんちっちの可能性 コラーゲンの抽出」
 「Hit & Blow」「単位分数分解」「地球の直径計測」
テーマも多岐にわたり、堂々とした発表、効果的なプレゼンが多く、成長ぶりがうかがわれました。

また、限られた時間でしたが、2年生からはもちろん、参加した1年生や教員からも質問がたくさんでて、活発の質疑が行われました。

ただし、内容はまだまだ不十分。

2月の最終発表に向けて、課題も多く見つかった発表会でした。

2年 先端科学技術研修 in 東京
2012/12/11-13 於:国立科学博物館、東京大学生産技術研究所ほか
最先端の科学技術の研究現場に触れ、最難関大学での教育・研究現場を体験し、科学に対する興味関心を一層喚起することを目的として、東京都内での2泊3日の研修を行いました。

初日は、上野の国立科学博物館での一斉実習。
ワークシートを元に、事前学習で調べた「研究」とそれに関係する「展示」を探し、つぎにグループを作り、それぞれ探した「展示」の内容をお互いに紹介する、というプログラムに取り組みました。
2日目は、
 ☆工学・電子班
  ・海上技術安全研究所
   ※今回の訪問の様子が紹介されている
     海上技術安全研究所のHP クリック↓
http://www.nmri.go.jp/main/news/others/topics/topic24.12.14.html

 ・電子航法研究所
   ※「YouTube」上の動画「電波無響室」(電子航法研究所作成)
     で今回の訪問の様子が見られます。 クリック↓
   http://www.youtube.com/watch?v=Ip2OLDaIBeM

  ・交通安全環境研究所
 ☆宇宙・機械班
  ・海上技術安全研究所
  ・JAXA調布航空宇宙センター、国立天文台
 ☆地球・栄養系
  ・気象庁予報現業室
  ・科学技術館、国立健康・栄養研究所
にそれぞれ別れ、班別に研修を行いました。

今回、全員Suicaを配布し、移動は電車・バスを使いました。そのためちょっとしたハプニングもありました。

宿舎の国立オリンピック記念研修センターでは、帰ってから研修したことについての1分間スピーチを行いました。
10月の高大連携実習の成果もあってか、夜の研修では上手なスピーチと、沢山の質問が出て、夜遅くまで活発な議論・研修ができました。

  


▲海上技術安全研究所

▲国立天文台

▲気象庁予報総合現業室
3日目は、東京大学駒場Uキャンパスの生産技術研究所を訪問し、松永研究室と、竹内(昌)研究室の見学を行いました。

東京在住の浜高OBの東大生も3人駆けつけてくれました。

少しタイトなスケジュールでしたが、実り多い研修でした。
一人一人が確実に成長したことが、目に見えて分かるほどでした。

それぞれの想いを今後の学習活動に生かしてくれることを期待します。

1年 島根大学医学部フィールド学習
2012/10/24 於:島根大学医学部
今年も、1年理数科は島根大学医学部を訪問し、「フィールド学習」を体験しました。

医学の分野にこだわらず、島根大学医学部の幅広い研究が地域の役に立っていることを理解するために、プログラムされているもので、浜田高校理数科も数年前から、このプログラムを体験されてもらっています。
内容は、
 「ナノメディシン(先端医療技術)」
 「骨ねじ加工(再生医療)」
 「双方向通信エージェントロボット」
 「アレルギー調湿木炭」 
の分野について、実習を交えた講義が行われました。
「島根大学医学部ではいろいろな研究をされていることが分かった」
「様々な分野の知識や研究が役に立つことが分かった」
「島根の医療をめぐる実態が分かった」
生徒からはこのような感想が聞かれました。

※今回のフィールド学習の様子が紹介されている
  島根大学産学連携センター地域医学共同研究部門のHP
   クリック↓
  http://www.med.shimane-u.ac.jp/CMRC/hamada-H24.html

2年 益田高校コアSSH事業 ハワイ研修
2012/10/14-21 於:アメリカ合衆国ハワイ州(オアフ島、ハワイ島など)
文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されている益田高校が、昨年度から、9年間の研究成果を周辺の学校に広める重点校「コアSSH」に指定されています。

その事業一つのが海外研修です。今年度はアメリカ合衆国のハワイでの研修が企画され、周辺校の生徒にも参加が呼びかけられました。
事前レポートと益田高校で行われた口頭審査の結果、
本校から2年の岡村海くんが選ばれ、8日間のハワイ研修に参加しました。

訪問先は、すばる天文台や大学など。ホームステイも経験しました。
ただ、外国に行って、いい経験をしたというのでは、普通のホームステイと変わりません。
この実習では、世界の小中学生向けの「ハワイ」を活用した科学学習のプログラム作成という大きな「宿題」があるのです。

学んだことをしっかり理解するとともに、今は学習プログラム作成という大きな事後課題に取り組んでいます。

2年 益田高校コアSSH事業 高大連携実習
    -益田高校理数科との合同の大学実習-
2012/10/17-19 於:九州大、九州工業大、広島大、山口大、島根大
文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されている益田高校は、昨年度から、9年間の研究成果を周辺の学校に広める重点校「コアSSH」に指定されています。

これまでの益田高校SSHのノウハウを共有するために、今年度から、益田高校理数科と浜田高校理数科と合同の高大連携実習を実施することになりました。
▲九州大学芸術工学部にて
この実習は、これまでは益田高校理数科単独で行われていたもので、2〜4人の少人数に分かれ、大学の研究室で2泊3日の実習をするものですが、今年から益田高校と浜田高校の理数科2年生を希望者別にシャッフルし、5大学20研究室に分かれて研修します。

まさに「実験・研究の合同合宿」という感じです。
▲九州工業大学工学部にて
大学の先生方と、主に大学院生の指導のもと、2日間講義、実習を受け、最終日に、学んだことを先生方の前でPowerPointを使いプレゼンします。

大学院レベルの講義、実習に、生徒たちは四苦八苦。夜の復習、プレゼン作成も連日深夜まで及びました。
▲山口大学工学部にて
生徒たちからは
「実験や観察では粘り強さが大切だということが分かった」
「理系分野での英語の大切さが分かった」 という感想や
「早く数Vの勉強がしたい」 という意見が聞かれました。

座学だけでは、1年間かかっても理解できないような大切なことが、わずか3日間で「体感」できたようです。大変充実した3日間でした。
お世話になった大学の先生方、院生の皆さんありがとうございました。
▲山口大学農学部にて

1.2年 研究者として第一線で活躍する卒業生による先端科学実験講座 (SPP:サイエンス・パートナーシップ・プログラム) 第二回目
2012/09/18 於:広島大学 薬学部 霞キャンパス
6月の講義に続き、SPP(サイエンス・パートナーシップ・プログラム)に採択された「研究者として第一線で活躍する卒業生による先端科学実験講座」の第2回目の大学実習を行いました。

本校理数科OBの、広島大学大学院医歯薬保健学研究科の小澤孝一郎教授のご指導で、広島大学薬学部(霞キャンパス)での実習です。
身近な食べ物に含まれている人工着色料について、
どのような化学物質からできているかを確かめる
「薄層クロマトグラフィー」の実験を行いました。

酸性の合成着色料は毛糸に染まり、それをアルカリで溶かし
合成着色料だけを取り出します。
慣れない手つきで、手順通りに行かないところもあり、
結果もなかなかうまく出ませんでした。

普段、座学が多く、実験にあまり慣れていないことがよく分かりました。
これから授業や課題研究を通して、しっかり実験・実習をしなければ行けないと痛感しました。

ご指導頂いた小澤先生、吉井先生ありがとうございました。

2年 産官学連携による理数科課題研究
    -島根県技術センター 吉野勝美所長による基調講演-
2012/09/19 於:浜田高校会議室
今年から始まった「産官学連携による理数科課題研究」を始めるため、
島根県産業技術センター吉野勝美所長様をお招きし、
「島根で「研究する」ということ」をテーマに、
基調講演をお願いしました。
島根県ご出身の吉野氏は、
大阪大学名誉教授、各学会の会長などを歴任され、
電気電子、とくに液晶の研究の第一人者として、
日本の先端技術を牽引されてきました。

その興味・関心は、ありとあらゆる分野に向けられており
幅広い見識からの講演に生徒たちは終始魅了されていました。
「失敗を恐れるな」というメッセージは、
何よりこれからテーマを見つけ研究を行っていく生徒たちに
強烈に伝わりました。

吉野所長には大変ご多忙の中、お時間を割いて頂きお越し頂きました。
心からお礼申し上げます。

3年 中四国九州理数科生徒課題研究発表会
2012/08/09 於:島根県民会館 大ホール
昨年度末、3月に出雲高校で行われた
島根県の理数科課題研究発表会で、上位に入った研究が
島根県民会館で行われた中四国九州理数科生徒課題研究発表会に参加しました。
本校からは、
 「黄長石霞石玄武岩の釉薬としての可能性評価」
 「プラナリアの可能性」
 「「和紙」の耐久性について」
の3作品が、ポスター発表の部に参加しました。
初めてのポスターセッション形式の発表でしたが、
3チームとも、フロアの高校生や先生、大学の先生からの質問にも
うまく答え、立派に発表しました。

ただし内容は、大学と連携し高度な実験をしているSSH校に
及ばない面がありました。
一方で、独創性や高校生らしい手法も大事だということも分かりました。

1,2年 益田さいえんすたうん 高校生創造的科学チャレンジ
2012/07/14 於:グラントワ 大ホール
益田市のグラントワで行われた科学のイベント「益田さいえんすたうん」の「高校生創造的科学チャレンジ」に参加しました。

 @卵落とし 6mのやぐらの上からB51枚の紙で割れないように
 A紙落とし B5の紙をできるだけゆっくり地面につくように 

という2種目に、1,2年生の理数科全員が挑戦しました。
限られたサイズの紙を、ハサミとセロテープとのりだけで加工し、空気の抵抗や重さなどを考慮し、各チームで工夫しました。

県内9校55チームが参加。
本校のチームの結果は今ひとつでしたが、身近な「科学」に触れることができました。
また、人工衛星「はやぶさ」のプロジェクトマネージャーとして有名な川口淳一郎氏(JAXA宇宙科学研究所 教授) の講演がありました。

映画にもなった「はやぶさ」のプロジェクトを、実際に支えた第一人者の講演は迫力がありました。
「新しいことにチャレンジしなければ、意味がない」というメッセージは、受講した生徒たちの心に響いたことでしょう。

2年 産官学連携による理数科課題研究
    − 地元の研究機関の見学・研修 −
2012/07/01 於:浜田技術センター、島根県水産技術センター
今年から、島根兼教育委員会の事業として始まった
「産官学連携による理数科課題研究」
その手始めに、浜田市にある島根県の研究施設に研修に出かけました。

それぞれの施設の研究内容を学び、
2学期から始まる課題研究のテーマ探しのヒントにするためです。
島根県水産技術センター、島根県産業技術センター浜田技術センター
ともに、島根県の研究施設ですが、
生徒のほとんどはその存在を知りませんでした。

学校の近くに、どんちっちあじの研究や石州瓦の研究など、
地元密着の研究が行われている施設があることに驚きました。
両施設とも、大変親切に説明してくださいました。
数千万円もする分析機械が浜田にたくさんあることにも驚きでした。

課題研究では、こうした機械も使わせてもらえるとのこと。

いくつかのテーマについてのアドヴァイスも与えてくださいました。
やりたい研究が決まった人もいたようです。

1.2年 研究者として第一線で活躍する卒業生による先端科学実験講座 (SPP:サイエンス・パートナーシップ・プログラム) 第一回目
2012/06/16 於:浜田高校 会議室
今年度(独)科学技術振興機構のSPP(サイエンス・パートナーシップ・プログラム)に採択された、「研究者として第一線で活躍する卒業生による先端科学実験講座」の第1回目の出前講義を開催しました。

講師は、広島大学大学院医歯薬保健学研究科の小澤孝一郎教授。本校理数科のOBです。
今回は、1.2年理数科が対象です。
科学全般に興味を持つことを目的として、
科学の歴史や、科学の現状などを図表をたくさん用いて
とても分かりやすい内容の講義をしていただきました。
小澤先生の気さくな人柄と、OBであるという親近感からか、
生徒たちからもたくさん質問も出て、活発な質疑が行われました。

次回は2学期に2年理数科が先生の研究室(広島大)を訪問し、実習を行う予定です。

1.2年 来日している若手外国人研究者による科学授業 (サイエンス・ダイアログ・プログラム)
2012/06/14 於:浜田高校 視聴覚室
来日している、優秀な若手外国人研究者が、近隣の高等学校で研究に関するレクチャーを行うサイエンス・ダイアログ・プログラムに、島根県で初めて採択されました。

今回来ていただいたのは、ルーマニアから来日され島根大学で研究されている女性研究者 Dr.
Veronica Sanda CHEDEA (ベロニカ博士)です。
島根大学生物資源科学部の地阪光生先生の下で、食べ物の酸化物質、抗酸化物質の研究をされています。

食物に含まれる抗酸化物質は身体の老化を防ぐものですから、生徒たちも興味津々。

今回は、1.2年生が対象だったので、全て英語…という点では生徒たちにはハードルが高かったようですが、図や写真を多用していただき、内容については大変分かりやすい講義でした。
 また、同じ研究室のフランス人研究生2名と、日本人の大学院生。さらに出雲高校卒の学部生の方々も同行され、フランスの大学システムや、現在の研究内容をこれも英語でプレゼンしていただきました。

生徒の感想には、「英語で難しかった」という回答が多かった一方で、「内容はだいたい分かった」「英語の大切さが分かった」「英語の勉強をしてもっと理解できるようになりたい」という前向きな意見が多く、さすが浜高理数科生徒だと感心しました。

地阪先生、ベロニカ先生、同行していただいた学生の皆さん、ありがとうございました。



日本地球惑星科学連合2012大会 高校生によるポスター発表
2012/05/20 於:幕張メッセ
理数科課題研究の成果発表の場として、
高校生が発表できる学会にも参加していきます。

その第一弾は、昨年度校内課題研究発表会で最優秀になった研究
「黄長石霞石玄武岩 釉薬としての可能性評価」が
天文、地質、地学、地理系の学会が集まった「日本地球惑星科学連合」の「高校生によるポスター発表」に参加しました。
全国41校55作品が、会場の幕張メッセ(千葉市)に展示され、
高校生による「熱い」発表が繰り広げられました。

ステージでの1分間の紹介プレゼンの後、
広いフロアで、研究者や大学院生、他の高校生を相手に
自作のポスターの前で、研究内容を説明します。
ステージ発表より、内容を深くつっこまれるので、緊張の連続です。
研究内容+ポスターの出来+受け答えのうまさが加味され、
上位10作品の入選作品が決まりました。

本校の作品は残念ながら選外でしたが、審査員からは
「地域の素材を実用化まで結びつけた内容はおもしろい」
との評価をいただきました。
今後は釉薬(わぐすり)の商品化を進めていきたいと思います。

追記)6月6日に主催者からの文書が届き、11位〜25位相当(全55作品中)の「佳作」に選ばれていたことがわかりました。

3年 京都大学研修  2012/4/25 於:京都大学
2012年度、理数科の活動は、3年の京都大学研修でスタート!
例年の首都圏研修を、昨年度は諸事情で変更したので、その代替プランとして昨年の九州研修に次ぐ2度目の研修です。

研修先は、京都大学放射性同位元素総合センター。
放射線についての講義のあと、サーベイメータと空き缶霧箱のそれぞれによる放射線の観測実習を行いました。
サーベイメータでは「耳」で、霧箱実験では「目」で、
身の回りに普通に放射線がたくさんあることを「体感」しました。

霧箱の実験は、装置は簡単ですが、1927年のノーベル賞を授賞した実験と同じ原理によるもの、との説明を受けました。
「京大でノーベル賞の実験をやった!」一同大感激でした。
大学の先生から事前に頂いた課題に、
「見えるものだけが真実か? 見えなくても真実か?」
という問いがありました。
みんな明確な「答え」を見つけることができたようです。

日帰りの日程で、短い滞在期間でしたが、充実した研修でした。
京大放射性同位元素総合センターの皆様には大変お世話になりました。


☆平成24年度 サイエンス・パートナーシップ・プログラム(SPP) に採択されました!
  採択企画名「研究者として第一線で活躍する卒業生による先端科学実験講座」

 ※SPPとは、高校と大学や研究機関が協力し、科学技術、理科、数学に関する体験的・問題解決的な学習活動を行うプログラムです。 参考:http://spp.jst.go.jp/

☆平成24年度 サイエンス・ダイアログ・プログラム に採択されました!
 「サイエンス・ダイアログ事業」は、来日している、優秀な若手外国人研究者に有志を募り、近隣の高等学校等において、研究に関するレクチャーを行う機会を提供するプログラムです。
 (参考
http://www.jsps.go.jp/j-sdialogue/index.html

☆島根県教育委員会産官学連携による理数科「課題研究」事業が始まります!