浜田高校理数科のページ
浜田高校理数科の活動を紹介します!

活動報告(2013年度)


☆2学期以降の活動を一挙掲載しました!
 8月  2年高大連携実習
 11月 「科学の甲子園」島根県予選
 12月 1年先端科学技術研修in首都圏
 12月 2年課題研究 中間発表会
 1月  1年島根大学フィールド学習
 2月  1、2年サイエンスダイアログ
 2月  2年課題研究 最終発表会 など


☆島根県理数科課題研究発表大会に出場する代表2チームが決定しました!


2年 課題研究 校内最終発表会
2013/02/13 於:浜田高校会議室
1年間の「課題研究」の成果を発表する
課題研究発表会を行いました。

中間発表では「どうなることか…」と不安でしたが、
各チームとも、しっかり実験を行い、きちんと考察をし
わかりやすい内容のプレゼンを作成し、
きっちり内容を仕上げ、立派な発表ばかりでした。
3月の県大会の予選を兼ねているので、
研究の内容(目的→仮説→検証→考察)だけでなく、
発表の方法、質疑応答も審査されました。

8分の発表の後の質疑では、鋭い質問が噴出!
しかし、受け答えもしっかりしていました。
結果は、
 第1位
  「植物の屈性 〜光と重力、どっちが勝つの?」
 第2位
  「烏賊を使ったメイラード反応」
となり、この2チームが3月14日に益田高校で行われる
島根県理数科課題研究発表大会に出場することになりました。

1,2年 サイエンス・ダイアログ
 (若手外国人研究者による英語での講義)
2013/02/06 於:浜田高校視聴覚室
来日している、優秀な若手外国人研究者が、近隣の高等学校で研究に関するレクチャーを英語で行うサイエンス・ダイアログ・プログラムに今年も採択されました。

今回来ていただいたのは、ギリシアから来日し鳥取大学医学部で研究されている女性研究者 Dr. Panagoita TSOUNAPI(ツナピ パナイオタ 博士)です。
鳥取大学医学部の武中篤先生のもとで、喫煙による生殖機能への影響についての研究をされています。

とくに2年生は、生物の時間に発生と生殖について学習している最中。興味を持って受講しました。

全て英語…という点で、生徒たちには高いハードルでしたが、研究者を目指した理由、研究者として大切なこと、など自身の体験を踏まえた話もしていただき、わかりやすく工夫された講義でした。
生徒の感想には、「英語のスピードについていけなかった」という回答が多かった一方で、「内容はだいたい分かった」「英語の大切さが分かった」とか「もっと時間があってゆっくり聞けたらよかったのに…」という前向きな意見が多く、さすが浜高理数科生徒だと感心しました。

TSOUNAPI先生、ありがとうございました。

※Dr. TSOUNAPI が所属されている研究室のHP
 http://www.med.tottori-u.ac.jp/urology/1712/

1年 島根大学フィールド学習
2013/01/29  於:島根大学産学連携センター地域医学共同研究部門(出雲キャンパス)
今年も、1年理数科は島根大学医学部を訪問し、「フィールド学習」を体験しました。

医学の分野にこだわらず、島根大学医学部の幅広い研究が地域の役に立っていることを理解するために、プログラムされているもので、浜田高校理数科も5年前から、このプログラムを体験されてもらっています。
今年度は10月に実施を予定していましたが、あいにくの台風の接近で休校となり、1月に延期となりました。

そのため、例年より1講座少ない3講座の実施でした。
 「ナノメディシン(先端医療技術)」
 「双方向通信エージェントロボット」
 「骨ねじ加工(再生医療)」  
について、実習と講義が行われました。
生徒たちの感想は次の通りです。
・島根にもすばらしい技術や研究があり、故郷に誇りを持てた。
・今後の進路選択にとって良い経験となった。
・医学の分野に対する興味がさらに深まった。

※今回のフィールド学習の様子が紹介されている
  島根大学産学連携センター地域医学共同研究部門のHP
http://www.med.shimane-u.ac.jp/CMRC/hamada-H25.html

2年 課題研究 校内中間発表会
2013/12/14 於:浜田高校会議室
2年生は5月「課題研究」に取り組んでいます。
(写真は、課題研究の授業の様子)

昨年度までは「総合的な学習の時間」の一環として取り組むことができたので、理科・数学のテーマだけでなく、地歴や体育などの教科に関わるテーマもありました。
しかし今年度からは、新学習指導要領の変更で、理科と数学の「科目」となっため、理数のテーマのみになりました。
月1回×2時間ずつ取り組んできた、実験・観察の
途中経過を報告する「中間発表会」を行いました。

2〜3人ずつに別れた計9チームの次の通り。

 植物の屈性について  メイラード反応について
 和紙の書き心地について  磁性流体について
 「ナンプレ」について  メビウスの輪について
 納豆の粘性について  身近な放射線について
 石の水切りについて
いずれの研究も、大変おもしろいテーマですが、
内容はまだまだ不十分でした。

多くの質問や意見が出たので、それを参考にして、
2月の最終発表会までには、よい成果が出るように期待しています。

1年 先端科学技術研修 in 首都圏
2013/12/11-13
於:産業総合技術研究所、高エネルギー加速器研究機構、東京大学ほか
これまで2年理数科で実施してきた「先端科学技術研修」ですが、
理数科の行事が2年生に集中するようになったことから、
今年度から1年生で実施することにしました。

目的地は首都圏、日程もこれまでと同様の2泊3日で出かけました。
今回は、本校の倉本校長も同行しました。
研修先は
 1日目 産業技術総合研究所(茨城県つくば市)
       http://www.aist.go.jp/
      高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)
       http://www.kek.jp/ja/

ともに、浜田高校理数科の卒業生が働いておられる国の研究機関です。

研修先は、事前レポートで希望と理由を書き、その出来映えで選抜されました。そのせいもあり、意欲的に見学できました。

宿舎ではその日の研修の1分間スピーチで、研修内容を深め合いました。


2日目 東京大学先端科学技術研究センター(駒場キャンパス)

午前中は、地方の高校生の進学を支援する東大生のサークル「Fair Wind」の皆さんによるキャンパス案内と進学相談会。

午後は先端研の研究室訪問と講義受講。
  香川研究室(高信頼性材料分野)
    http://www.cm.rcast.u-tokyo.ac.jp/
  富田研究室(超高能率太陽電池分野)
    http://gennai.rcast.u-tokyo.ac.jp/
を訪問しました。

国内の最先端の研究を目の当たりにし、大きな刺激を受けました。

この日の移動は地下鉄を使い、夕方、駒場キャンパスから本郷キャンパスに移動。安田講堂など構内を見学しました。
東大の2大キャンパスを見学し贅沢な研修となりました。

宿舎には、本校理数科卒業の現役東大生や友人たちが駆けつけて、研修の1年生を激励してくれました。(↓)

   





3日目 国立科学博物館

科学系の学芸員の仕事と博物館の役割についてのレクチャーの後、ワークシートに従って研修しました。

全体にタイトなスケジュールでしたが、最先端の科学について興味・関心は確実に増したようです。

この研修で学んだことを生かし、さらに「高み」を目指して欲しいと思います。


「科学の甲子園」 島根県予選
2013/11/09  於:出雲高校
3月に兵庫県で行われる『科学の甲子園』の島根県予選が、
出雲高校で開催されました。

浜田高校からは2年理数科から5名、2年普通科から1名
計6名の1チームが参加しました。
物理、化学、生物、地学、数学、情報の6分野について、
ペーパーテストと実験で点数を競います。

ペーパーテストの難易度は、ほぼ大学2次試験並み。

実験は、今回は与えられた鉱物を分析するものでした。
結果は、残念ながら上位入賞はなりませんでしたが、
精一杯がんばりました。

授業よりもどんどん先に、自分で興味を持って勉強することや、
目的意識を持って実験や観察することの大切さ、学びました。

優勝した益田高校には是非全国大会でも活躍して欲しいです。

1年 島根大学フィールド学習
2013/10/08  於:島根大学産学連携センター地域医学共同研究部門(出雲キャンパス)
台風接近にて休校のため中止!

 → 後日に延期

2年 浜田高校・益田高校理数科合同 高大連携実習
    -益田高校コアSSH事業として-
2013/08/17-19 於:広島大、山口大、山口東京理科大、島根大
平成16年度から文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されている益田高校は、これまでの研究成果を周辺の学校に広める重点校「コアSSH」に指定されています。

そのノウハウを共有するために、昨年度から、益田高校理数科と浜田高校理数科と合同の高大連携実習を実施しています。
2〜4人の少人数に分かれ、大学の研究室で2泊3日の実習をします。両校の理数科2年生を希望者別にシャッフルし、4大学19研究室に分かれて研修しました。

大学の先生方と、大学院生の指導のもと、2日間講義・実習を受け、最終日に、学んだことを先生方の前でPowerPointを使いプレゼンします。
生徒たちからは
「実験や観察では粘り強さが大切だということが分かった」
「データ処理の大切さが分かった」 という感想や
「大学院の雰囲気が分かり、是非進学したい」 という意見が聞かれました。

学校の授業だけでは理解できないな大切なことが、わずか3日間で「体感」できました。
お世話になった大学の先生方、院生の皆さんありがとうございました。

3年 中国四国九州地区理数科生徒課題研究発表大会
2013/08/07-08 於:かごしま県民交流センター(鹿児島市)
毎年、中国、四国、九州地区の高校理数科の生徒が集まり、
課題研究の成果を発表する
「中国四国九州地区理数科課題研究発表会」が、
鹿児島市の かごしま県民交流センター で開催されました。

本校からは、昨年度2月の校内発表会、さらに3月の県内発表会で
上位に入った2チーム5名の生徒の研究が
ともにポスター発表の部に参加しました。
結果は、ポスター発表の部 物理分野で、

 「ものさしで紙を切る」

が、 第2位 にあたる 優秀賞 を受賞しました!

高校生らしい着想がとくに評判がよく、
審査員からの最後の講評でも、お褒めの言葉をいただきました。

もう一つの発表

 「牡蠣殻を活用した新しい石見焼の開発」

も、化学分野の優良賞を受賞。
多くの見学者からの質問にも堂々と受け答えできました
残念ながら、島根県から参加した3校4研究のうち、
優秀賞以上を受賞したのは、本校の「Teamものさし」のみ。

他県高校生のレベルの高い研究に触れ、大いに刺激を受けました。

両研究とも、浜高祭(学園祭)初日の文化祭で、ステージ発表します。
後輩たちに、研究の成果・姿勢が引き継がれることを期待します。

1,2年 益田さいえんすたうん2013
  高校生創造的科学チャレンジ 「ゆっくり紙を落としてみよう」
2013/07/06 於:島根県芸術文化センター「グラントワ」
益田市で開催された科学のイベント「益田さいえんすたうん」に、
1,2年の理数科生徒が参加し、
「高校生創造的科学チャレンジ『ゆっくり紙を落としてみよう』」
というコンテストに出場しました。

B5サイズのコピー用紙を加工し、6mの高さから落として
できるだけゆっくり地面に届かせる競技です。
事前に本校体育館で予選を行い(写真右上)、
上位3名で「Team HAMADA」を結成!

本大会に臨みました(写真右中)。

コンテストには県内10校、14チームが参加しました。
結果は、見事 優勝!
賞状と大きなトロフィーをいただきました。

コンテストの後は、宇宙飛行士 古川 聡 氏の講演。

科学の楽しさ、奥深さを堪能した一日でした。

2年 先端科学技術研修 in 首都圏
2013/06/12-14
於:JAXA相模原キャンパス、東京大学先端科学技術センター、花王、大林組ほか
最先端の科学技術の研究現場に触れ、最難関大学での教育・研究現場を体験し、科学に対する興味関心を一層喚起することを目的として、東京都内を中心に2泊3日の研修を行いました。

初日は、神奈川県相模原市のJAXA相模原キャンパスと
その向かいにある相模原市立博物館で研修。

相模原市立博物館では、
JAXA勤務の本校理数科OB宇津巻竜也さんから
 「私と宇宙と生命と」と題した講話をいただきました。
博物館のプラネタリウムで「はやぶさ」の番組を見ました。

「はやぶさ」を開発したJAXA相模原キャンパスでは、
施設見学や説明だけでなく、
イオンエンジンを実際に開発された方や
帰還カプセルを現地に回収に行かれた方から
解説をしていただきました。

自分たちの学校の先輩や、「はやぶさ」の開発者の方々からの
講話、解説で、「研究」「宇宙」を、より身近に感じることができました。



2日目は、東京大学駒場キャンパスでの研修。

午前は、地方の高校生の進学支援をしている
東大生のサークル「FairWind」の皆さんによる
駒場Tキャンパスの見学と、進学個別相談会。

午後は、駒場Uキャンパスの先端科学技術研究センターでの研修。
 生命知能システム系の神崎研究室
 エネルギー環境系の瀬川研究室
をそれぞれ訪問。研究の概要の解説と、研究室の見学を行いました。

神崎研究室では、カイコガの生態と昆虫ロボットについて、
瀬川研究室では太陽電池について、それぞれ詳しく学びました。

現役東大生との相談会では、東大受験に限らず、
「受験」全般に臨む姿勢を教わりました。

先端研では、最先端の研究における「学際性」「流動性」「公開性」「国際性」という重要なキーワードを学び、その具体例を体感しました。
 
  






最終日は、花王すみだ事業所と大林組本社での研修を行いました。

花王のすみだ事業所では、工場と花王ミュージアムの見学、
さらに研究者の方からの講話をしていただきました。
TV番組でも紹介された壁のない研究所のこと、
消費者のニーズを反映させた商品開発など、
企業ならではの研究姿勢について学びました。

東京スカイツリータワーを施工された大林組での研修は、
品川にある本社の会議室で講義をしていただきました。
スカイツリーの構造についての難しい内容を
実にわかりやすく丁寧に講義していただきました。

どちらの研修でも生徒たちからの質問もたくさん出て、
有意義な研修となりました。

3日間を通して生徒たちは
 「研究にはいろいろな分野の幅広い知識が必要であること」
 「粘り強くあきらめずに最後までやり遂げること」
 「個人の力だけでなく、チームワークが必要であること」
という大切なことを身をもって体験しました。

これからの課題研究や研修、さらに学校生活全般に
きっと生かされることと期待しています。

3日間お世話になった諸機関の皆さま。ありがとうございました。 




☆ちょっと一言☆
花王株式会社と浜田高校との関係について
 戦前、花王の『社史』 を執筆した歴史学者 服部之総 氏は、本校の前身旧制 浜田中学 出身です。
株式会社大林組と浜田高校との関係について
 大林組が施工された東京スカイツリーのデザイン監修 澄川喜一 氏(島根県出身)が、本校の前庭にある100周年記念モニュメントを制作をされています。

2年 産官学連携による理数科課題研究
    − 地元の研究機関の見学・研修 −
2013/05/22 於:島根県浜田技術センター、島根県水産技術センター
昨年度、1学期末から実施した「課題研究」。
先生からも、生徒からも「もっと早い時期に始めたい!」
という声がありました。

そこで、本年度からは4月から「課題研究」を開始。
現在、グループに分かれてテーマ設定の最中です。

課題研究のテーマ設定の参考にするため、
また、地域にある研究機関について知るため、
 島根県産業技術センター浜田技術センター
  http://www.shimane-iit.jp/
 島根県水産技術センター
  http://www.pref.shimane.lg.jp/suigi/  (ともに浜田市内)
を訪問し、研究活動の講義と施設見学の研修を行いました。
両施設とも、大変親切に説明してくださり、
テーマ設定についてのアドバイスもいただきました。

昨年度は、島根のブランド魚「どんちっち3魚」からのコラーゲン抽出、牡蠣殻を釉薬として使った石見焼の開発などの
共同研究が実現しました。

ことしはどんな研究が生まれるか?
課題研究のテーマ設定に向けて、大きく前進です。
 
2013年度 浜田高校理数科事業計画(案)